昭和44年7月、恐山の大祭の時に撮られたものである。この写真の価値は次の2点にある。
一つは写った霊の身元がはっきりしている点である。
しかもデータによると、写真に写っている人物とは知り合いであっても、決して親族ではない。
いわゆる血縁関係ではなく、身元が明確な霊が写るというのは、非常に珍しいケースなのである。
そして当然の事ながら既に故人なので、この写真の前後に故人を撮影をすることはない
(要するに二重写しは状況としてあり得ない)。
そしてもう一つは、【恐山】というスポットで撮られている点である。
特に恐山は“死んだ縁者と会うことができる”場所として有名である。
この写真は本当に亡くなった縁者が恐山を訪れている有力な証拠となるであろう
(知人が恐山に来ていたから現れたと言えるだろう)。
このような場所だからこそ撮れた写真であると言って間違いないところである。
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