北海道の天人峡というところで撮られた写真である。
背景の部分に人間の首と思しきものが転がっている。
背景部分の樹木のそばに人間の顔らしきものが写るというケースは往々にしてある。
この写真もその一つであるが、他と違うのは、目や口といった“穴”ではなく
(これらは光の加減による凹凸でそれらしく見える)、はっきりと“鼻筋”がある点である。
この写真は“両目と口の3つの穴”だけで顔が構成されているのではなく、
鼻があることによってより人間の顔らしく見えるところに信憑性の高さがうかがえる。
また状況から考えても、生身の人間が顔を覗かせているとも考えにくい。
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