影のない女



これは心霊写真というよりも、非常に“奇妙な”写真である。

晴天のゲレンデを滑る3人の人物。そのうちの一人だけに影がない。 ゲレンデという場所なので、日の光をさえぎるような障害物があるとは考えられないし、 またそのようなものがあれば、白一色のゲレンデに必ず別の影が出るはずである。 ここまで条件的に様々な理屈を取り除くことができるケースは稀である。

だが、なぜ一人の人物だけに影が写らなかったのか。それは謎である。 言い伝えによると、影がないということはその人の死期が近いということである。 もしかすると、この女性はこの撮影後遠からずして亡くなっているかもしれない。 残念ながら、これについての追跡調査はなされていない。



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