壁に耳有り障子に・・・



昭和53年3月、佐賀県嬉野温泉の某宿泊施設で撮られた写真である。 宴会が行われている座敷の障子に、はっきりと男の霊が写っている。 短髪で黒っぽい着物(丹前?)を着ているのがわかる。 ここまで鮮明に写し出された霊も珍しい。

宿泊施設には、地縛霊(その施設で自殺した客など)のほかに、浮遊霊も多く集まってくる。 霊は生前の悲哀を紛らわせるためなのか、以外と人の多く集まる場所を好むのである。 特に宴会が行われている場所は非常に居心地がいいのである。 そのため、このような心霊写真には宴会場が舞台となっているケースが多い (記念に写真を撮るケースが多いという理由も大きいのだが)。 鑑定では被写体の人物の関係者ではないかと指摘しているが、 個人的にはむしろ宴会場恋しさでフラフラとやって来た浮遊霊である可能性が高いと思っている。



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