“中岡俊哉の心霊写真”の中でも最も有名な写真ではなかろうか。
とにかく氏の心霊写真集の常連というべき写真である。
多分この写真を知らない者はモグリであると断言したい。
千葉市内の某小学校のプールで撮られたというデータが残っており、
千葉のPR誌『千葉』にも掲載、千葉テレビでも放映されている。
あまりにも鮮明なために二重写真の疑いが常につきまとうほどであるが、
やはり目の部分が完全に黒目であり、霊であると判断していいと思う。
また顔だけが鮮明に写し出されており、首の部分が全く見えない。
霊が顔の部分だけ写し出される場合、首の部分が見えないというケースは往々にしてある
(というよりも、首まで写し出されれば肩から胸までの上半身がほぼ見える状態になる。
顔と首という“さらし首”の状態にはほとんどならないのである)。
解説によると、このプールでは心臓麻痺による死亡例があるらしく、
どちらかというと地縛霊の可能性を示唆する内容になっている。
ただし、誰でもこのプールなら心霊写真が写せるということはない。
やはり霊の姿が写せる場合とは、撮影者(決して被写体ではない)が霊と波長があった時に限られるのである。
その点で言えば、まさに撮影者と霊はこのケースでは見事なぐらい波長がシンクロしたのである。
最高レベルの心霊写真である。
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