線路脇の首



昭和48年北海道のピリカ駅付近で蒸気機関車を撮った一枚である。 笹らしき植物が生い茂っている場所に女性とわかる首が転がったように写し出されている。 しかも顔の半分は肉が削り落とされ、ドクロのようにも見える。 生い茂った笹が偶然顔のような模様を作ったと言われればそれまでだが (カラー写真がないのでさすがに断言できない)。

解説にも書かれているが、この霊は事故死した地縛霊ではないかと考えられる。 多分顔半分が潰れたようになっているのはそのせいなのかも知れない。 ちなみに霊の姿であるが、事故死直後の姿で現れるというのは、 その事故による痛みや苦しみを示そうとするためであると推察する (逆に生前の姿で現れる場合は、生への執着の方が強いのだろう)。 ただし、心霊写真で事故死した姿が写されるというのは珍しいケースだと言える。



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