友達いっぱい



ただの多重写しのようにも見える写真であるが、その写り方が半端ではない。 中央で腰に手を当てている女性だけを写したはずが、ほかに9人もの女性が写ってしまったのである (8人は容易に判別できるが、9人目は被写体女性の右肘あたりに鼻と口だけが写っている)。 もし仮にこの写真が多重写しであるならば、写っている人物の構図や服装から、 最低五重写しの状態と見ていいだろう。 技術的な問題から、多分そのような多重写しは偶然では起こりえないと思う。

しかも、ここに写っている女性は全員、被写体の女性のクラスメートである。 つまりこの写真は“生霊”を捉えたものなのである。 生霊と死霊との判別はなかなか微妙なのであるが (かなり精度の高い判別としては、やはり“目”の写り方であるだろう。 目が普通の人間と同じように黒目と白目の部分が鮮明に分かれているものは、 かなりの確率で生霊であると判別できる)、この写真のケースでは身元がはっきりしており、 その大量に写った数と共に非常に貴重なものであると断言してよい。 多分この写真は生霊写真の最高レベルのものであるだろう。



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