昭和52年8月末に、和歌山県の丹生川で撮られた写真である。
岩場の奥にある茂みの部分に、黒い服を着た女性と思われる顔が鮮明に写し出されている。
笑っているように見える表情が、却って不気味に見える。
やはり目の部分が完全に黒目になっており、典型的な霊の顔の作りになっている。
水場というのは霊の出現場所として最も適していると言われている。
霊の物質化現象であるエクトプラズムも、水分を含んだ物質であるといわれている。
多分水を媒介として物質化することが出来るのかも知れない
(中には「マイナスイオンが・・・」などというケッタイな説を持ち出して嬉々とする自称研究者もいるが、
それはやり過ぎというものだ)。
理由はともあれ、霊は好んで水のある場所に集まるのは確かである。
解説ではこの霊は地縛霊であるされているが、むしろ水場を求めてさまよう浮遊霊のように見える。
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