某インターチェンジの駐車場で撮られた写真である。
観光バスをバックに撮られた写真であるが、人物に重なるようにオートバイが写っており、
さらに観光バスの中に、詰め襟の上にジャンパーを着込んだ少年がぼんやりと写っている。
このインターチェンジ付近は事故多発地帯であり、
鑑定ではオートバイで事故死した少年の浮遊霊が写り込んでいるとされている。
バスの中に写っている少年であるが、バス内のシートの写り具合と比較すると、
半透明に近い状態で写っていることがわかる。そしてやはり“目”である。
鮮明ではないが、目の状態がかなりうつろな感じを受ける。
これは不慮の事故で亡くなった霊が見せるものであり、
やはり前に写っているオートバイによる事故で亡くなった霊であると考えられる
(特に詰め襟服の上にジャンパーを着ている姿は、何かの乗り物に乗っている印象を与えてくれる)。
この写真で最もインパクトがあるのは、少年とオートバイという2つのものが同時に写っている点である。
上で述べたように、この2つのものは同じ霊体であると推測できる。多分霊側のイメージとしては、
事故直前のオートバイを乗り回している姿があるのだろう。だから彼はいつもオートバイと一緒なのである。
器物に対する執着が、オートバイという生命のない物体を霊的に出現させたのとだ言える。
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