心霊写真の定番の一つである“霊光”現象であるが、
このような連続写真で収められるケースは非常に稀である。
ただし解説にもあるように、これは心霊的な現象とは言い難い部分がある。
鑑定した中岡氏は「霊的な波動が感じられない」として心霊写真であると断定していないが、
私見としては「こんなスピードの遅い霊光は見たことがない」ということで断定しかねている
(ただしこれは“霊光”ないしは“物理的な光”として遅いのであって、
一瞬のうちにこれだけの残像を残して動き回ることのできるものは少なくとも“我々の知るところの生命体”
では存在しないだろう)。
心霊的な現象でなければ、何と説明すべきなのだろうか。
これまた私見になるが、むしろ“怪火”現象、妖怪に近いものの存在を想起させるものであると考える
(あるいは当世流行の“スカイフィッシュ”なる未知の生命体の可能性も捨てきれない)。
とにかく奇怪な現象を捉えたことだけは確かであり、ある意味想像力をかき立てる奇妙な写真である。
ゆめゆめ某教授のように“プラズマ現象”とかで片付けてしまわぬように(笑)。
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