収まった顔



どう見ても、出来損ないの合成写真のように感じるが、 時代的なことを考えるとそのような馬鹿げた合成ができるような時代ではない。 まるでジェット機の噴射口の部分をくり抜いたように浮き上がった男性の横顔であるが、 やはりその無表情さから生身の人間ではないという印象を受ける。 鑑定によると、この空港で亡くなった人の地縛霊であるというが、 その写り具合からその判断は正しいように思う(浮遊霊であれば、 このように噴射口に丸く収まったような感じにはならないだろう)。 なぜならこの噴射口そのものに自分の出る部分を限定しているように見えるからである。 多分、整備員のような仕事でこの空港で従事し、噴射口による事故で亡くなったように思う。 だから、この位置に現れるのであろう。

残念ながら、この空港については特定の地名が挙げられていない。 多分雪景色から察するに、北海道の空港ではないかと思う。 いずれにせよ、不思議な出現の仕方の写真であるが、それなりの意味を持っている心霊写真であると思う。



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