見知らぬ少年



昭和54年7月に自宅にてポラロイドカメラで撮られた写真である。 ポラロイドカメラなので二重写しの可能性は全くないにもかかわらず、 なぜか被写体が二重写しのように写されている。身体の位置から考えると、 実際の被写体の首から上の部分が完全に半透明状態になっている。 しかも二重写しのようになっているもう一方の顔 (こちらの方が実体化しているのが非常に気味が悪いのだが)は被写体とよく似ているが、全く別人である。 そして顔の半分は背景に溶け込んでいるかのように消えている。

鑑定によると、この写真は本人の首から上の部分が消失しかかっており、 そこに別の顔が写り込もうとしているためにかなり危険な写真であるとしている。 被写体が上半身裸という変わった状況であるにもかかわらず、 そこに割り込むように入っている霊も同じく上半身裸の格好で写っており、 波長が相当合っていることがわかる。むしろ霊は憑依する意志を持っていると考えた方が良いかもしれない。 鑑定通り、非常に危険な状況であるように感じる。



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