昭和57年10月に撮られた写真である。姉の結婚式のあとに行われた酒宴での一コマであるが、
巨大な女性の顔が写し出されている。
構図的に考えてもこのようなアップの写真を撮るということは考えられず、
二重写しである可能性は却って低いだろう。
しかもこの巨大な顔が、その時写真を撮っていた本人にそっくりであるという。
鑑定では撮っている本人の姉を羨ましく思う心が生霊となったものであるとしているが、
残念ながら本人であるかどうかの確認ができない状態である。
むしろこの霊はその目の状態から死霊である確率の方が高いと思う。
目の部分が不鮮明な霊は無目的な性格を表していると感じる。
生霊は概して何らかの意志(念)を持って現れることが多い。
それに対して浮遊霊などは目的を失ったからこそ浮遊する存在と成り果てたところが多分にある。
写真を撮っていた本人がこの酒宴に対して特別な感情を持っていたのは確かであろう
(この写真について大変気にしているところが何よりである)。
その感情と波長のあった浮遊霊が宴会という場の勢いを借りて、このような大写しで現れたと推測したい。
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