昭和52年5月に某キャンプ場にて撮られた写真である。
キャンプファイアーを囲んでの写真なのだが、
そのキャンプファイアーに照らし出されるようにして現れたのが、男女二人と思われる影である。
一見、ファイアーの向こう側にいる人間の姿が写し出されたもののように見えるが、
奥にいる人間と比べてはるかに大きいことがわかる。
しかも、シルエットのように黒い影で写し出されているという状況が変である
(この2つの影以外、奥の方にいる人物はちゃんとジャージ姿であることがはっきりとわかる)。
さらによく見ると、この二人の影によって炎の一部がさえぎられいる。
つまりこの二人はキャンプファイアーの中に立っているのである。
霊が水場の近くに集まるというのはよく聞く話である。
それと同じように、霊は“火”の近くにも寄ってくるのである。
水の存在は、どちらかというと、霊にとって癒しの場のようである。
あらゆるレベルの霊が寄り集まってくる。しかし、火には“浄化”を求めてくる霊が多いように感じる。
実際、高く燃える炎の中に現れる霊はむしろ神格を持った霊が多い。
これらの霊もそのような火の性格に惹かれて現れたものと思う。
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