歌手の石野真子が歌っているテレビ画面をカメラにおさめたものである。
どう考えても不自然な位置に男性の姿が写り込んでいる。
遠近法的に考えても、完全に石野真子の背後にくっついているとしか考えられない。
しかしそのようなシチュエーションがテレビ画面上で起こるはずがないのも事実である。
この写真は昭和54年に撮られたものであるが、その直後に石野真子は長渕剛との結婚に踏みきり、
わずかの期間で破局を迎えている。この写真がそれの“予兆”ではないかとされるのである。
この写真に写り込んでいる男性であるが、その顔の輪郭から死霊というよりも生霊と考えた方が妥当である。
石野真子というアイドルに懸想する者の念が彼女の背後に現れたのだろう
(ちなみにこの写真を写した人物も当然ながら熱狂的なファンである。多分二人の念がシンクロしたために、
これだけ鮮明に写し出されたのであろう)。それにしても、あまり良い感じのしない写真である。
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