昭和53年、西田敏行のチャリティーコンサートで撮られたものである。
ステージに立つ西田をはじめとするゲストの面々を写したものである
(ここに掲載された写真に写っているのはタモリである)。
結局この写真に写った人物は全てピンぼけ状態であり、写真としては失敗の部類に入る。
ところが、一ヶ所だけ完全にピントが合っている部分がある。
それが横倒しになって写っている女性の顔である。
写った色から考えると死霊とも判断できるが、その顔の輪郭や写っている状態などを考慮すると、
むしろ生霊の可能性の方が高いように感じる(鑑定結果も“熱烈な”西田敏行ファンの生霊としている)。
今で言うところのストーカーに近い行為を霊が行っているのである。
実際この当時、西田敏行は姿の見えない何ものかと遭遇したという体験を語っている。
ただし鑑定文はその後も続き“今後、西田敏行は女性の間で支持される歌を出すだろう”という
この霊の出た意義について書かれている。
実際、彼はその後『もしもピアノが弾けたなら』というヒット曲を出している。
予言的中! と言いたいところなのだが、この曲が出されてヒットしたのは昭和56年。
そしてこの鑑定文が書かれた本が出版したのは昭和57年。何とも微妙である。
ともあれ、予言がこの心霊写真の価値を減じさせることはない。
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