幼稚園か小学校低学年の子供たちが舞台でお遊戯の稽古している場面である。
真っ赤な姿をした何者かが移動している姿が写し出されている。
周囲の子供の大きさから考えると、やや大きな人物であることがわかる。
そして言うまでもなく、ある程度のシャッタースピードにもかかわらず、
これだけ動きがぶれているのは通常のスピードではないということを示していると言えるだろう
(仮にシャッタースピードを遅らせているのならば、
周囲の子供の姿もそれに合わせて大きくぶれているはずである)。
このような舞台の上に現れる霊というのは、結構不浄な霊ではないことの方が多い。
むしろこの舞台に立っている子供の背後霊(それも善霊)であったり、先祖霊であったりして、
一緒に楽しんでいることの方が多いようである。
とにかくこのような賑やかな場所や楽しい場所に出現する霊は、
たいていの場合それを楽しむために来るのであって、決してそれを壊しに来るということは少ない。
やはり場の持っている雰囲気に釣られてやって来るというのが普通のようである。
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