お呼びにかかる



背後から伸びてくる正体不明の手という心霊写真も数多くあるが、 これほど鮮明なものは類を見ないであろう。 すらりと伸びた指にはきちんと爪も付いており、関節のしわまで確認できる。 しかも被写体の肩にはその手の影まで映されている。 しかし周囲には誰もいない(被写体の左側が白くなっているが、これは電車の窓の一部である。 走行中のため、外の景色がこのような形で写ったようである)。

この種の写真に写る“手”の持ち主は、先祖霊であるとされるのが常である。 この写真の鑑定についても先祖霊と判定されている。 “先祖による警告”というものは、このように自らの姿を見せるか、 ないしは被写体の身体の一部を消してしまうことになる。 なぜこのような形ばかりを取るのかは不明だが、典型的である以上、 何らかの意味が込められているのだろう。



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