何かに手を合わす女性の姿が鮮明に写し出された写真である。
二重写しの可能性もあるが、女性以外にだぶって写されているものもなく、
確率は低いように感じる
(しかもピントを合わせたように女性の顔の部分だけが写り込んでいるというのにも、
偶然とは片付けられない何かがあると思う)。
霊体の姿が何かを祈る行為に見えるという心霊写真は相当珍しい
(霊体の意識は生身の人間とさほど変わらず、
霊体の撮るポーズというものは我々と共通の認識によってなされていると考えるのが当然の帰結である)。
むしろ何らかの行為を行っていることが明瞭に判るということ自体が珍しいのである。
祈りという行為の持つ意味を考えるほど、この写真は不思議さを増すようである。
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